M.o.S.A.

長男が数日前よりインフルエンザでダウン。

休日の今日は次男を戸外に連れ出しておく必要があり…

2人で自転車でプチポタリングを楽しみました。

いくつか野鳥が観察できるスポットを巡るということで…



先ずは近所の溜池に。写真はありませんが、コサギ、アオサギが。。。

そして、テニスコートのある公園に行くと･･･

次男が双眼鏡で覗き込んだ先には、



マガモが隊列を組んで川を渡っています。



一通り観察した後、少し足を延ばして、箕面の瀧道の方へ・・・



次男も自転車の運転もサマになってきています。
後ろから安心して見ていました。

道中の道端にはハクセキレイがチョコチョコと歩き回っておりました。



さて瀧道･･･自転車を停めて、

瀧へ続く道を少し歩いていると、何やら見かけぬ鳥が…

次男と身を潜めること15分余り。彼らは僕達の前に姿を現しました。

今まで見たことが無いような鮮やかな色合いです。

胸がオレンジで喉のあたりが黄色、翼に赤と黄のアクセントが見事です。


それもそのはず、後で調べてみると、彼らの名はソウシチョウ。

飼鳥として海外より輸入された鳥が、逃げ出し野生化したもの、
いわゆる「カゴ抜けの鳥」と呼ばれるものです。
つまりこの国に本来存在する野鳥ではありません。

生態系への影響を及ぼす可能性があるということで「特定外来生物」として指定されています。

彼らには罪の無いことなんですけどね･･･



実は、この美しいソウシチョウを写真に収めて、更に先へ暫く足を進めると、
とても大きな望遠レンズを付けたカメラやビデオカメラを三脚にしっかりと固定して構える一団が･･･

ソウシチョウをより間近に、そして長く留まらせて写真や映像を撮るために餌付けをしていました。

せめてまだ、普通の野鳥ならまだしも、
日本固有の野鳥を駆逐する危険性があると指摘されている鳥です。
餌付けは残念ながら正しい行動では無いですね。

帰宅後、一緒に行った次男、そして家で休んでいた長男にこの小さくて綺麗なソウシチョウについて
何故日本にいるのか、そしてその影響について調べたことを教えました。

ただソウシチョウそのものより、それに餌付けしていた行為が印象に残りました。
子供たち以上に僕自身も大変勉強になる出来事でした。